平成28年度　第1回最先端ケア修得研修会が開催されました。

日時：平成28年5月20日（金）午後2時～4時

会場：塩尻市市民交流センターえんぱーく　多目的ホール

テーマ：「平穏死のすすめ～いつか必ず訪れる人生の終わりをどのように迎えられるのか～」

講　師：世田谷区立特別養護老人ホーム芦花ホーム　医師　石飛幸三先生

最先端ケア修得研修会は3年前より実施しています。今我が国における最も先駆的な思想や技術の伝承の機会として、法人職員や地域の医療福祉関係者、また一般市民の方にもその普及をはかり地域福祉の益々の発展に寄与することを目的としています。

今回の研修会には、世田谷区立特別養護老人ホーム芦花ホーム医師の石飛幸三先生をお招きしました。

石飛先生に講演をお願いしたきっかけは、以前石飛先生の講演を拝聴した職員より、「是非もう一度先生の講演を聴きたい」と研修センターに熱烈なリクエストをもらったことでした。また、昨年9月20日に放映されたNHKスペシャル「老衰死」では、特別養護老人ホームの常勤医としての石飛先生の様子が紹介され、大きな反響を呼びました。石飛先生に講演の依頼をさせて頂いたところ快諾いただき、今回の研修会が実現しました。

今回の研修は市民公開型研修とし、法人ホームページと新聞掲載にて受講者を募ったところ、定員を超える申し込みをいただき、県外からの参加者も含め150名ほどの参加となりました。

研修会では、外科医として長年第一線で活躍されてきた石飛先生が芦花ホームの常勤配置医となり、介護現場で何を感じ、何を行ってきたのか、また、延命治療の限界や人としての安らかな最期とは何かをご教授いただきました。

次回の第2回最先端ケア修得研修会は、7月7日（木）に岡谷市のテクノプラザおかやで開催の予定です。

島根県出雲市の精神科医で重度認知症デイケア「小山のおうち」を運営し、我が国の認知症ケアの最前線で活躍される高橋幸男先生をお招きしての講演を予定しております。

講演会の詳細は、6月頃ホームページにてご案内する予定です。

こちらも大勢の皆様のご参加をお待ちしております。