イベントレポート

第9回シーティング研修が開催されました

更新日:2019.05.28

日時:令和元年5月22日(水)午後1時30分~午後4時00分 

講師:日本シーティング・コンサルタント協会 顧問  木之瀬 隆 先生

参加者:平成会シーティングチーム

 

今年度もシーティングチームの活動が開始されました。

振り返れば平成28年よりシーティングの活動に取り組んできています。
介護の世界も日進月歩であり、根拠に基づいた介護、高い技術力が求められています。
今年度も精力的に活動していきます。

 

さて、先日第9回シーティングチーム研修会を開催いたしました。

午前中は、グループホーム管理者を対象とした研修会を行ないました。
「認知症の人へのシーティング(椅子のシーティング)」について講義、身体計測、椅子の高さ、テーブルの高さについて実技を交えながらの研修となりました。
椅子、テーブルを2㎝ずつ違う高さのものを準備し体験しました。 

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参加者からは「2cmでも全然違う」「この高さが自分に合っている」などの会話がきかれました。

午後は、シーティングチーム研修会として、午前と同様のタイトルで先生より講義を賜りました。
講義をお聞きする中で、一つの視点からではなく、色々な方向から考え、問題を解決する糸口を探す。
また、固定観念を捨て、頭を柔軟にすることで、様々なアイディアを生み出すことができると感じました。

 

その後グループに別れ、身体計測の基本について実践しました。

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各施設が取り組んだシーティングの事例について、先生よりご指導・アドバイスをいただきました。
各拠点に配備された圧分布測定器を駆使し、根拠に基づいたシーティングが行われており、シーティングによりQOLの向上が伺えました。

 

次回第10回は、7月を予定しています。

利用者様に良い姿勢でお食事を召し上がっていただくために、更なるシーティング技術、ケアの質の向上を図ってまいりたいと思います。

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