イベントレポート

自由参加型研修「シーティングの基礎 第2弾~車椅子シーティングの実際~」を開催

更新日:2020.12.22

日時:令和2年12月4日(金)、11日(金) 18時30分~20時00分

会場:介護老人福祉施設さわらび、介護老人保健施設わかな

 

 

平成会では、職員が自身のスキルアップを目的に自由に介護技術等を学ぶことができる「自由参加型研修」を行っています。今回は今年10回目となる「自由参加型研修」で平成会が重点的に取り組みを進める「シーティング(第2弾)」をテーマに学びを深めました。研修が行われた両会場には、仕事を終えた多くの職員が各地域の事業所から参集されました。

 

今回の自由参加型研修はシーティング研修の第二弾と致しまして、利用者様にとって非常に重要な環境因子となる「車椅子」を使用したシーティングについて学びました。講師は前回と同じ法人職員の理学療法士と介護福祉士が務めました。

冒頭では講師より、車椅子が必要になった方に対して“どんな車椅子が良いのか?なぜその車椅子なのか?”を介護のプロとして説明できますか、との問いかけがありました。

研修では、どんな種類の車椅子があるか、座位保持のための補助品には何があるか、といった基本的なことから、具体的に車椅子を利用者様に合わせる方法をフローチャートに沿って学びました。利用者様へシーティングを行った事例の紹介も動画を交えてあり、シーティング前後の違いがよく分かりました。

 

写真3.png 写真2.png

 

また実技の場面では、実際に様々な車椅子に座ってみたり、講師の指導を受けながら自分で車椅子を調整してみることで、普段の利用者様の状態を実感することができました。

参加者からは「自分で車椅子に座ってみることの大切さを知ることが出来た」「これからは根拠を持ってその方に合った車椅子を作っていきたい」などの意気込みが聞かれました。

来年も介護技術の向上を図るため、最先端の技術を含む様々なテーマで研修を開催していく予定です。

 

写真5.JPG 写真7.JPG

 

関連法人
  • 学校法人 松樹学園
  • 信州介護福祉専門学校
  • 信州リハビリテーション専門学校
  • 医療法人社団 敬仁会