更新日:2022.09.15
令和4年度エキスパート研修会
「トランスファーを安全に ~フレックスボード、リフトの使用方法を学ぶ~」を開催
9月7日(水) 介護老人福祉施設福寿苑にて、当会のシーティングアドバイザーで日本車椅子シーティング財団代表理事のアドバイザーの木之瀬 隆先生による研修会を開催しました。
ここ最近は、研修会もオンラインで行うことが多くなってきましたが、今回は感染対策を行い参加者に制限を設けた上での集合研修とし、法人内の事業所より23名の参加がありました。
今回の研修のテーマは、「トランスファー」です。
2013年に厚生労働省より「腰痛予防対策指針」が公表されましたが、介護現場における腰痛は年々増加の傾向にあり、今なお介護業界全体の課題といえます。
また、持ち上げなどによる移乗動作は利用者様にとっても苦痛と怖さを伴うことから、適切なケアを推進する上でも介護現場にはより安全なトランスファーが求められます。
当日は、株式会社フロンティア様のご協力をいただくなかで、門柱タイプのリフトや「フレックスボード」の適切な使用方法についての学びを深めました。
当会では既に介護リフトやフレックスボードなどの機器を日常的に使用している事業所も増えてきていますが、今回の研修を機に更に導入を進め、腰痛予防と適切なケアを推進していきます。