更新日:2014.05.28
~ さ わ ら び 春 茶 会 ~
「ご利用者の皆様 日ごと春めき、木々の青葉が目に眩しい新緑の季節となりました。
今年も恒例の春の茶会を催すこととなりました。皆様が陶芸工房でお作りになられました茶器を拝借し、美味しいお抹茶とお菓子、そして「さわらび」周辺にて収穫する採りたて、揚げたての春山菜の天ぷらを添え、極上の一服と春爛漫の心安らぐお時間をお楽しみいただきたいと思っております。
ここに謹んでご案内申し上げます。」
・・・4月中頃よりご利用者様へご案内させて頂いていた「さわらび春茶会」・・・
平成26年5月7日 水曜日
好天気に恵まれて今年も恒例の春茶会を開催いたしました。
遠方からお出でいただき、休みなく美味しいお抹茶を点てていただけた伊藤先生、織田先生
今日この日を迎えるにあたり1年をかけて手作り茶器のご指導をいただけた陶芸の石川先生、
美味しい和菓子をご提供いただいた開運堂様、
多くの皆様に感謝いたします。
席主 : 表千家 伊藤 宗豊 様 (ボランティア)
ご縁あって今年も飯島町からお越しいただけました。
ご利用者様のなかには嚥下のご状態が悪く「とろみ剤」のついたゼリー状でないとうまく水を飲み込めないお方も多くいらっしゃいます。
「長年お茶をしていますが、(とろみ剤を合わせた)お茶を点てる経験は、さわらびに来るまでありませんでしたよ」と話されながら「(慣れない経験なので)、利用者の皆様が召上られるのに加減が良いか心配です・・・」と心からの気遣いをいただき、そして最高のお抹茶を点てていただき只々感謝です。
茶器と和菓子 : 陶芸家 石川勝三 様 (ボランティア)
: 開運堂 菓子名 さわらび、あやめ 2種
茶器はご利用者様が作られた陶器の「器」を拝借させていただきました。
月に1度来所され、陶芸の指導はもとより、できた作品を持ち帰っては焼いてまた持ってきてくださる、石川先生には大変お世話になっています。
世界にふたつとない素敵な作品ができあがるまで・・・1年をかけて・・・今年もありがとうございました。
そして、美味しい和菓子も本物が良い。今年も開運堂さんにお願いしました。
「あやめ」と「さわらび」
「さわらび」という名の和菓子は、建物の中央が広大な日本庭園である、ここさわらびによく似ているように思います・・・
春山菜 (朝採りたて) : タラノメ、コシアブラ、コゴミ、ワラビ、ミツバ、ミネバ、ヨモギ、山ウド
今が旬の春山菜は施設周辺で朝採ってきたもの・・・。
施設の管理栄養士と法人の栄養部長により、揚げたての天ぷらを添えさせていただきました。
日本舞踊 : 紫鳳美知愛 様 (さわらび職員)
「踊ってほしい・・・」多くのご利用者様からご要望いただいていました日本舞踊
満開のさくらの下、華やかで艶やかな踊り・・・春茶会 最上級のひとときとなりました。