介護老人福祉施設 さわらび

2015 シルクフェアinおかや -さわらびブース開設-

更新日:2015.05.06

            2015 シルクフェアinおかや

                      4月29日(祝)                            

           ~ 「さわらび」でシルククラフト作品の販売や展示を行いました ~

明治から昭和初期にかけ岡谷市で栄えた製糸業の歴史と文化を再認識してもらおうと「2015 シルクフェアinおかや」が岡谷蚕糸博物館をメイン会場に開催されました。岡谷蚕糸博物館を発着場として、初代片倉兼太郎生家~旧林家住宅など市内6ヶ所を14便の無料巡回バスが市内を周遊、シルクの街岡谷を観光する絶好の日となったようです。
メイン会場の芝生広場では、群馬県富岡市のほか県内外から25の団体によるシルククラフト展が開かれ、その中の1ブースを「さわらび」で担当させていただきました。

 

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昨年6月、施設にご入所いただいていた90代の利用者様の「思い」をかたちにできないものかの思いから、岡谷蚕糸博物館にご協力をお願いしたことがことがきっかけとなりました。若い頃に勤められていたという製糸工場での思い出を想い起こして頂ければ・・・。蚕糸博物館よりいただいた春蚕を施設内で飼育、そして出来上がった繭を何かに活用できないかと・・・。
また、蚕が育つ過程のなか、90代の利用者様に限らず、大勢の利用者様に糸取り経験があることを知り、そして蚕にまつわる沢山の思い出話をお聞きすることができました。
そして、繭はシルククラフト作品へとかたちを変え、この日の出展となりました。


ブースにはさわらびで育てた繭を使ったクラフト作品も含め、利用者様と職員で連日連夜重ねた作品の数は200品。
利用者様の代表として2名、職員の代表として13名が、ブースにて展示・販売を行い、クラフト作品の体験コーナーも設置しました。
また、観光で来られた方々に、少しでも当時の様子を感じていただければと、職員と利用者様は工女すがたに扮して雰囲気を盛り上げましたよ。
(はかまは岡谷市の姉妹都市である富岡市の呉服やさんからお借りしました。)
 

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手作りの繭花を使用したコサージュ、壁掛け、置物‥等。全て一点ものでご用意。
 

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体験クラフトコーナーも大賑わい。
利用者様にもご一緒いただき、体験希望者へ作り方のご指導をさせていただきました。

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(あの妖怪ウォッチのジバニャンが繭になって登場! 沢山の子供さんが体験クラフトに・・・)
 

 

午後4時閉会・・・
ワクワクするような楽しいひとときをご利用者様とご一緒できましたこと、とても嬉しく思います・・・
そして、シルクフェア実行委員会の皆様、蚕糸博物館の皆様には大変お世話になりました・・・。
 

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さてさて、
さくらの時期が過ぎ去ったかと同時に真夏のような天候が連日のように続きます。
さわらびでは5月の連休明けに恒例の春茶会(野点)を開催の予定。
大勢のご家族の皆様のご来所を心よりお待ち申し上げます・・・。

 






 

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