更新日:2015.08.21
東日本大震災復興チャリティーイベント
今年も夏の恒例イベント「さわらび夏祭り」を開催いたしました。
今回は「私たちのふるさと信州」をテーマに、
この信州の地を築き上げて下さったご利用者の皆様へ、感謝の気持ちをお伝えしたい、
また、少しでも懐かしんでいただきたい、と、
実行委員会を発足し、二か月前から職員一同準備を進めてまいりました。
皆様をお迎えする玄関、そしてメインステージにも、職員の持ち寄りで作成した季節の花のオブジェを。
また、会場へと続く廊下には、岡谷や諏訪各地の昔と現在の写真を飾ったコーナーも。
当時を思い出して頂けるきっかけになれば幸いです・・・
他にも、ご利用者様が作られた手芸や陶芸作品の展示、
ご利用者様と職員とで制作を続けてきたまゆ作品の展示・販売もさせて頂きました。
午後3時開演 オープニング
いよいよ来年は御柱祭。そこで今回は、
星の会 村上良市様、岡谷市消防団 本部分団の皆様をお迎えし、
威勢の良い木遣りとラッパ演奏で、夏祭りが幕を開けました。
今回のメインアトラクションには、
津軽三味線奏者の福島孝顕様をお迎えいたしました。
三味線の力強い音色に真剣に聞き入る方、「私も昔はよくやってたよ」とお話しして下さる方も。
巧みなバチさばきに会場は歓声に包まれました。
今年の職員アトラクションでは、地域に馴染みの深い盆踊りに挑戦。
新人職員による「GOTTA☆みなこい!!」、
そして、全職員による「木曽節」「岡谷踊り」をお楽しみいただきました。
アンコールでは、ご利用者様・ご家族様にもご参加いただき、会場全体がお祭りの雰囲気に。
あたたかい手拍子をいただき、ありがとうございました。
午後5時30分 フィナーレ
信州を代表する唱歌「ふるさと」。
今回のテーマにもちなんだこの曲を、会場の皆様もご一緒に歌っていただき、
今年の夏祭りも閉祭となりました。
-最後に-
ご家族の皆様、地域の皆様、さわらび夏祭りへのご来場誠にありがとうございました。
さわらび夏祭りは、例年同様に東日本大震災の復興チャリティーイベントとして開催させていただきました。
震災から4年半。これまでの復興チャリティー活動による義援金の合計額は40万円ほどとなりました。
義援金は福島県南相馬市に送り、積立金として次世代育成の為、活用していただいております。
原発事故の影響による人口減少の為、被災地にある高齢者施設では介護職員が不足しています。
被災地である福島県より応援要請を受け、施設ではこれまで5名の介護職員を現地の避難所や老人ホームの応援に派遣しております。
「介護」に携わる私たちだからこそできる活動を、今後も微力ながら続けてまいりたいと思います。
ご参加いただきました皆様方におかれましては、イベントの趣旨にご理解いただきますようお願い致しますとともに、
今後も引き続き当施設へのご支援を賜りますようお願い申し上げます。