更新日:2016.08.25
平 成 二 十 八 丙 申 年 さ わ ら び 御 柱 祭
~ 繋 ぐ ~
7年に1度の御柱祭年に合わせ、毎年恒例の夏祭りを兼ねての開催となった今回のお祭り。
テーマは 「 繋ぐ (つなぐ) 」
諏訪の地が誇る御柱祭の伝統を、ご利用者様、ご家族様と一緒に、次世代へと繋げていきたい、と職員一同準備を進めてまいりました。
6月25日の当日を迎えるまでの間、15回もの実行委員会を開催。
建御柱までの、丙申年さわらび御柱祭を回顧します。
【 伐 採 】
まだ辺りの山々が雪化粧最中の寒さ厳しい2月末。
直径45センチのモミの木を無事伐採し、御用材としました。
そ し て 時 を 待 つ 。
【 綱 打 ち 】
初夏の陽ざしに包まれて、いよいよさわらび御柱祭まであと2週間。
6月15日、諏訪神太鼓の柳沢様のご協力を頂きながら綱打ちが行われました。
さわらびのご利用者様、グループホームのご利用者様、昨年開設した松風のご利用者様、そしてご家族様。
ご来賓、近隣の皆様、地元間下区長持ち保存会の皆様、岡谷市消防団本部分団の皆様、御柱盛りあげ隊の皆様。
信濃之国一宮 諏訪大社太々神楽 神鼓流 諏訪神太鼓様、総動員体制となった職員あわせ総勢400名。
皆様のお力をいただくなか、
平成28年6月25日(土) 午後3時 さわらび御柱祭 ~繋ぐ~ 開幕。
威勢の良い木遣りと太鼓、ラッパ演奏でいよいよオープニング。
木遣りには、諏訪神太鼓様をお迎えした他、さわらび職員で結成された、さわらび木遣り隊も。
ラッパ演奏には、昨年の夏祭りに引き続き、岡谷市消防団本部分団の皆様をお迎えし、
盛大な幕開けとなりました。
続いて、御柱盛り上げ隊の皆様による練り歩きや、さわらび御柱(一之柱、二之柱)の曳行に、
地元、岡谷市間下区長持ち保存会の皆様による長持ち披露も。
途中、急な雨天の為、会場を屋内へと移させていただき、
さわらび職員による花笠踊りの披露、そして、諏訪神太鼓の皆様による太鼓演奏と、盛り沢山なプログラムをご覧いただきました。
夕食には、昨年ご利用者の皆様と仕込んだ、手作り味噌を使用した、「御柱御膳」をご用意させていただきました。
天候の変化に伴う会場移動等、慌ただしい中ではありましたが、皆様に、御柱祭の熱気や迫力を感じて頂けましたら幸いです。
当日ご来場いただきました、ご利用者様、ご家族様、地域の皆様、誠にありがとうございました。
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【 建 御 柱 】
7月6日、雨で順延とした建御柱が行われました。
職員と利用者様の木遣りが響くなか、元綱が外され、先端を三角錐に切りそろえられた柱が見事垂直に建ち上がり、さわらび御柱祭は幕を閉じました。
平成二十八丙申年 さわらび御柱祭 終幕。
御柱祭の開催にあたり、大変多くの皆様方のご協力を戴けましたこと重ねて御礼申し上げます。
次回は平成三十四壬寅年。
6年後も利用者様、ご家族様、職員共々、皆が健康で幸せでありますように。
よいさ。