更新日:2017.03.14
日差しの中に、微かに春の気配が感じられるようになってまいりました。
今年度もあとひと月・・・、新年度への準備に少しずつ気忙しくなってくる今日この頃です。
振り返ると、「あっ」と言う間に過ぎてしまった2月ですが、さわらびでは沢山の催しが行われました。
中にはこの時期ならではのものも。その様子をご紹介します。
2年目となる味噌づくり。
今回もご利用者の皆様のお力をお借りしながら、各ホールとデイサービスにて5つの味噌を仕込みました。
昨年とは違う味噌も作ってみよう!と、蒸かした豆の温度や、麹と塩の歩合がそれぞれ異なる、
〈甘味噌・甘口味噌・辛口味噌〉の3種類に挑戦。
昨年に引き続きご指導いただいております、 信州味噌研究所 石川様 にご協力いただきながら、
ご利用者様とご一緒に、豆を潰したり、混ぜたり、
意外と力のいる作業、大変です・・・
樽に詰めて、あとは熟成するのを待つだけ!
昨年仕込んだ味噌は、今年の夏祭りのお食事だけでなく、普段のお味噌汁や、お鍋にと大活躍してくれました。
今回仕込んだ味噌は、どんな味、どんな料理になるのか楽しみです。
寒い時期にはご自宅で作られていたご利用者様も多かったのではないでしょうか。
「干し芋食べたいね」「こんな寒くて晴れた日は干すのに丁度いいね」
とご利用者様からのお声が多かったこともあり、いざ実践。
さつま芋の皮を剥き、蒸し器で蒸かしていきます。フロア全体がお芋の甘い香りでいっぱいに・・・
しっかりと火が通ったら、良く冷まして切り分けます。
このままでも十分美味しいのですが、食べたい気持ちをぐっとこらえ、ベランダで天日干しに。
寒さにあてると、より甘みが増すのだそうです。先人の知恵は凄いなあと感心している数日のうちに、完成!
3時のおやつに美味しくいただきました。
寒さ厳しい長野県だからこそ、昔から作られてきたもの、食べられてきたものには、
ご利用者様の思い入れもひとしお、ではないでしょうか。
来年は凍み大根も作ってみたいね・・・と今から計画中です。
毎年恒例となっております、マグロの解体ショー。
今回は37kgもの立派なメバチマグロを、皆様の目の前で捌いて頂きました!
大きな頭や目玉を熱心にご覧になられ、「骨はどうなってるの?」など、興味津々のご様子。
また、昼食には捌いたばかりのマグロをお刺身でご用意いたしました。
新鮮な海の幸をお楽しみいただけましたでしょうか・・・
一足早い雛祭りのお祝いにと、岡谷ボランティアアンサンブルの皆様をお迎えし、
ひなまつりコンサートを開催いたしました。
今回は、岡谷ボランティアアンサンブルの結成十周年記念コンサートも兼ねて、ということで、
演奏して下さる皆様も、お迎えする私たちも気合十分です・・・!
この季節にぴったりの春らしい曲目など、アンコールを含め約20曲をご披露いただきました。
途中に、マジックショーや体操も織り交ぜながら、会場は大盛り上がりとなりました!
待ちに待った春の到来まであと少し・・・
4月には満開の桜を求め、バスハイクに出掛けたりと、
ご利用者の皆様に、春を満喫して頂けるような催しを企画中です。
ご家族様のご来所を職員一同お待ちしております。