“芋煮”???
正直なところ、長野県ではあまりなじみのない食文化です。。。
その料理名から、どんな食事なのかイメージすると煮物???かな・・・
芋煮とは、山形県の郷土食になります。
地域によって作り方や入る食材に若干の違いはあるようですが、
基本的には『具沢山の汁』のイメージです。
こちらの施設では、施設長のこだわりで、この企画が伝統的に行われており、
数年前からは、利用者様が里芋を作るところから関わっていただいております。
前日には、芋の皮むきや食材の切り出しに多くの利用者様が参加します。
そんなステキな取り組みを聞きつけた平成会の職員は、
その味を楽しみに施設を訪れたり、、、そんな交流が生まれはじめました。
某事業所の栄養士は、、、
この味と、作り方を盗んで、自身の事業所でも利用者様に召し上がっていただきたい。。。
と、そんな思いで参加している方もいらっしゃいました。
10月1日、平成会全事業所で利用者様に新米を提供いたしました。
平成会では『安曇野産こしひかり100%』にこだわり使用しております。
美味しく
楽しく
安全に
平成会が考える楽しい食事とは・・・
各事業所の栄養士や職員の皆さんが、思考をこらして様々なアプローチをしてくださっています。
その一部をご紹介させていただきますのでご覧ください。
******** こちらの事業所では、釜戸で本格的にご飯を炊きました ********
施設長自ら薪をくべて火加減調節する熱の入れようです。
その様子を利用者様も一緒に懐かしみ楽しんでおられたようです。
******** こちらの事業所では米俵が登場 ********
利用者様の生活空間・・・
ご家族の目に触れる場所・・・
召し上がっていただくことだけではないですよね。
食事の楽しみって。。。
******** こちらの施設では副食にこだわったようです ********
どうやって新米を美味しく召し上がっていただこうか。。。
鮭はどんな鮭が合うのか。。。
梅はどんな梅が喜んでいただけるのか。。。
その一品一品にこだわりました。
平成会では、毎年、敬老会会食会で『鯉のうま煮』を提供することが恒例となっております。
昨年度まで、大型事業所は『敬老会特別献立』として、統一献立で実施して参りました。
今年度、各事業所の栄養士で協議した結果、昨年までの献立をベースにしながら、
其々の栄養士が献立を作成することとなりました。
利用者様のニーズに応える栄養士。
テーマを設けて食材選びからこだわる栄養士。
施設長をはじめとする職員全員で献立を作り上げた栄養士。
様々な思いが形になり、其々、ほんとに良い会になったと思います。
栄養士の皆さん、調理員の皆さんに心から感謝いたします。
一部の事業所のレポートを掲載いたしますのでご覧ください。
平成会では、食事内容の質を高めることを目的に、
評価表を用いて栄養士や調理員の指導にあたっております。
悪かったことを指摘するというよりは、むしろ良かった点について共通認識を
持つことを大切にしています。
どのような食事をお出ししたいのか
思いを伝えること、記録に残すことでサービスの質向上に努めています。
四季折々、家族と一緒の会食会
老 健 わ か な
~ 10月の会食会 ~
ことらの施設では、ご家族との交流を深めることを目的に、年4回の会食会を行っています。
お忙しいご家族様が多いので、施設の食事をご覧になっていただくいい機会です。
骨ごと召し上がっていただける魚や
地元食材を使った食事企画の取り組みを紹介したり・・・
様々な食事へのこだわりをご紹介して参りました。
今回の会食会のテーマは、今年度より取り入れた『釜めしの釜』を使ったメニューです。
秋も深まった頃ですので、『秋の釜めし ~吹き寄せ仕立て~』としました。