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2026年10月20日

イベント

第8回日本ユマニチュード学会&国境なきユマニチュード国際会議へ ~ユマニチュード推進課および6事業所がポスター発表~

10月17日(土)から19日(月)までの3日間にわたり、福岡国際会議場にて開催された「第8回日本ユマニチュード学会学術集会 福岡大会 2026」および「国境なきユマニチュード国際会議 in 福岡 2026」に、法人職員18名で参加してまいりました。

平成会では、ご利用者の尊厳を守り、「優しさを伝える」ケア技法であるユマニチュードの導入と定着に法人を挙げて取り組んでいます。今回の学会・国際会議では、日頃の取り組みの成果発表や表彰式、そして世界的な視点からの学びなど、大変実り多き時間となりました。

学会初日に行われた「ユマニチュード施設認証表彰式」において、介護老人福祉施設さわらびが、認証取得後初めての受審を経て「ブロンズ認証」の更新を果たし、表彰式に登壇いたしました。ユマニチュード認証は、一定期間ごとの継続的な審査・更新によってケアの質が保たれているかを評価されるものです。確かな実践と定着への歩みが改めて評価された瞬間となりました。

今回の学術集会のポスターセッションでは、平成会からブロンズ認証を取得している6つの事業所の現場における実践や研究成果とユマニチュードを標準ケアとする法人の取り組みをそれぞれを発表いたしました。

【発表演題・事業所一覧】

  • 有料老人ホーム せせらぎ
    • 演題:『入浴に消極的な利用者様3例に対するアプローチ結果報告』
  • 介護老人福祉施設 福寿苑
    • 演題:『入居者が豊かな日常を過ごすために』
  • 介護老人福祉施設 松風
    • 演題:『個別支援計画(ケアプラン)作成の工夫による入居者の目標達成における職員の取り組み紹介』
  • 介護老人保健施設 わかな
    • 演題:『「食べる喜びを取り戻すために」 ~本人の尊厳を支えた多職種連携~』
  • 介護老人保健施設 掬水
    • 演題:『ユマニチュード認証後の定着と次なるステップ ~「立つ」ケアがもたらす組織の意識と利用者の変化~』
  • 介護老人福祉施設 さわらび
    • 演題:『「生かされる人生」「生きる人生」 ~生きるについて考える~』
  • 社会福祉法人平成会(本部/横断発表)
    • 演題:『組織でユマニチュードに取り組むことの重要性』

18日・19日に同時開催された「国境なきユマニチュード国際会議」では、ユマニチュード考案者のイヴ・ジネスト氏をはじめ、アジア各国やヨーロッパの専門家・行政関係者が集結しました。日本のみならずアジア全体における超高齢社会の課題や地域政策、最新の知見について触れ、国際的な視点から「人を中心としたケア」の重要性を深く学ぶことができました。

また、濱口竜介監督の映画『急に具合が悪くなる』(原作:宮野真生子・磯野真穂 著)の成り立ちとユマニチュードとの関連を紐解くシンポジウムも行われました。偶然性や病、生と死、そして人と人とのコミュニケーションや関係性の構築について、多角的かつ深みのある視点から考えを深めることができ、ユマニチュードの理念の奥深さを再確認いたしました。

3日間の学びと刺激を持ち帰り、参加した18名の職員はもちろんのこと、法人全体で今回の知見を共有・還元してまいります。

これからも平成会は、ご利用者お一人おひとりの尊厳を大切にし、優しさの伝わる心豊かなケアを実践してまいります。