1月もあっという間に半ばとなりました。

新年を迎えたのがついこの間のようですが、吹き付ける北風の勢いに釣られて、私たちの心も急いてしまう日々です。

比較的雪の少ない年ですが、まだまだ油断せずに冬を乗り切りたいものです。

 

さて、新しい年を迎える1月は、「年神様」をお迎えするための伝統行事が盛りだくさんです。

一年の無事と多幸を願い、さわらびでも様々な行事を執り行いました。

 

1月5日

新年の集い

新年最初の行事は諏訪神太鼓保存会の皆様による獅子舞の披露です。

悪魔を祓う縁起物として日本全国で親しまれる伝統芸能です。

 

軽快な祭囃子に合わせて、獅子が大きな動きで舞い踊りました！

迫力満点の姿にご利用者様からは大きな歓声が上がりました！

おひとりおひとりの頭を噛み、しっかりと邪気を祓っていただきました！

 

ご利用者様へ開運の絵馬もいただき、素晴らしい年始を迎えることができました！

ご披露いただきました諏訪神太鼓保存会の皆様、誠にありがとうございました！

 

 

1月9日

まゆ玉作り

1月9日にはご利用者様のお力添えのもと、まゆ玉を作製いたしました！

熱々のお餅に色をつけ、まゆの形にしていきます。

全国的には「餅花」として形は丸いものが多いようですが、

こうして「まゆ」の形を作るのは養蚕業が盛んな地域ならでは。

まゆ玉制作初心者の職員が、ご利用者様に「真ん中をへこませて、まゆの形にするの」と丁寧に教えていただく場面も。

完成した色とりどりのまゆ玉がさわらびの玄関を彩り、お客様をお迎えいたしました！

 

1月16日

新春茶会

こちらも毎年恒例の行事となります。

プロの琴演奏を聴きながら、プロが立てたお抹茶をいただく、「本物」に拘るさわらびならではの行事です。

琴が奏でる穏やかで荘厳な新春の音色を、堪能されるご利用者様。

施設内の一画にある茶室で、軽快な手捌きでお抹茶を立てていただきました。

琴の調べ、甘いお菓子、お抹茶と、ご利用者様には癒しのひと時をお過ごしいただきました。

 

時が経つにつれ、日本の伝統行事に触れる機会が少なくなった昨今、

我々さわらびの職員が、ご利用者様と一緒に楽しみながら伝統を繋いでいきたいと思っております。

 

本年も、どうぞ宜しくお願い致します。