11月21日(金)に茅野市民館(マルチホール)にて、平成会研修センター主催の県民公開講座を開催しました。
日本政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長を務めた尾身茂さんが、「コロナと闘った1100日間の葛藤~次なる感染症の備えは~」と題し講演され、当日は医療や福祉関係者のほか多くの一般県民の方の参加をいただけました。
専門家としてコロナ禍の3年間を振り返り、感染症の流行は今後も起こり得ると話され、近い将来発生が予測される新興感染症に向けた課題を共有することができました。
私たちは介護に携わる事業をさせて頂いており、一般人とは異なる立場でコロナ禍の3年間を過ごしてきました。
新型コロナウイルスはゼロになったわけではありませんが、5類に移行したことは我々にとっても一つの節目となっています。
平成会では、常に感染症と隣り合わせの職業であることから、コロナ禍をふり返り、将来に向けた学びを得る機会は、今後も事業していく上で必要な過程であるとして、今回の講演会を企画しました。
有識者としてコロナ対策の最前線で対応された尾身茂さんからのメッセージを地域の関係者や一般の方と共有でき、大変有意義な時間を過ごすことができました。
平成会研修センターでは、少子高齢化にともない大きく変化する福祉情勢や介護をめぐる様々な課題を多くの方と共有し、地域福祉の向上に役立てようと定期的に公開講演や研修会を実施しています。
また、介護技術も年々進化していて、先進的な知識や技術の普及に寄与することで、誰もが幸せと感じる豊かな老後の実現に繋がると期待します。
今後のテーマについてのご意見もお受けしています。
引き続き、当センターへのご協力をお願いいたします。


















