高度認知症ケア

「ユマニチュード
導入を推進中

※HUMANITUDEおよびユマニチュードの名称およびそのロゴは、日本および
その他の国における仏国SAS Humanitude社の商標または登録商標です。

知覚と感情と⾔語による包括的なコミュニケーション技術を実践し、常に「私はあなたのことを⼤切に思っています」というメッセージを発信することの重要さを教えてくれる、認知症ケアメソッド「ユマニチュード」。これは、平成会の「介護は⼼」に通じるものです。現在、法⼈では、従来のケアからユマニチュードケア技法への移⾏を進めています。今後、法⼈の標準的ケアとなります。

認知症を患っている⽅は、ときに⾏動・⼼理症状が現れて対応が困難になることもあり、利⽤者様ご本⼈はもちろんのこと、ケアを⾏う私たちも体⼒的にも精神的にも消耗してしまうことは⽇常珍しくありません。「うまくいかない理由は⾃分の資質や優しさが⾜りないからではないか」と⾃らを責めるケースもあります。
こうした悩みを抱える⼈が多いなか、「ユマニチュード」はケアをする⼈の資質によらず、技術によって状況を改善するケア技法として期待されています。

⾼いケア技術を備えることは、利⽤者様の⼼豊かな⽣活を⽀えるばかりでなく、私たち技術専⾨職者としての⼒量を⽰すバロメーターでもあります。
利⽤者様が常に⾃⾝に誇りを持たれ、私たち職員もケアスタッフとしての⾃信と誇りを実感し、お互いを尊重し認め合う良好な関係性を築くことで、利⽤者様とそのご家族の⼒になりえる法⼈を⽬指しています。

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そもそも「ユマニチュード」とは?

フランスを発祥の地とし、先進的なケア技法として注⽬される「ユマニチュード」は、イヴ・ジネストとロゼット・マレスコッティという2⼈のフランス⼈が考案したケア技法で、世界各地の介護や医療の現場で実践されています。
⼈は「⽴つ」ことによって、⽣理学的な効果のみならず、その⼈らしさ、つまりその尊厳が保たれることから、4つの要素「⾒る」「話す」「触れる」「⽴つ」を「ケアの4つの柱」と名付け、そして、ケアを⼀つの物語のように⼀連の⼿順で完成させる「ケアの5つのステップ」で構成するケア・コミュニケーション技法を編み出しました。理論が先⾏したのではなく、初めてケアの現場に赴いた2⼈が、1979年から現在までの現場での幾多の失敗から学び、⽣み出されたケア技法です。
国内では、2014年に⽇本で初めての研修が⾏われると、メディアを通じ⼤きな反響を呼びました。相⼿の尊厳を保ちながらケアを⾏うためのコミュニケーション技法や哲学は、全国各地で急速に認知が進んでいます。

日本ユマニチュード学会

「ユマニチュード」について「ユマニチュード認証制度」について

トピックス

⽇本で初めて、複数施設でユマニチュード導⼊を推進する当法⼈が、ユマニチュード創設者のイヴ・ジネスト⽒と直接対話するミーティングがコロナ禍に実現。平成会の3施設と⽇本ユマニチュード学会をオンラインでつなぎ、⽇本ユマニチュード学会代表理事でユマニチュード推進第⼀⼈者の本⽥美和⼦さんに通訳をご依頼して実現した夢の対話でした。

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